2009年11月21日
糖尿病へまっしぐら・・?!
朝の日課というほどでもないけれど・・・・
大量のクッキー。
今朝は20枚近く食べました。

常に新商品の開発をしているため、製造部からあがってくる試作段階のクッキーを試食するのも仕事のひとつ。
形、香り、食感、そして何よりも味。わずかな分量の違いで作ったクッキーを自分の味覚を頼りに試食します。
美味しさというのは人それぞれ好みがあるので、『この味でいく』という最終決定をするのは結構難しい。何人ものスタッフで何度も何度も試食して、評価して、再度試作して・・・という繰返しを何カ月も続けています。
おいしいお菓子を作るため。

試作品を食べて、こんな風に評価表に記入して、改良点を検討し製造部に再試作をしてもらいます。何度も何度も食べていると、結局一番最初に作ったものが一番おいしいんじゃない?なんてこともあるのですが、やはり何度も何度も微妙な配合の違いや生地をねかせる時間や焼き時間などを変えて比較してみないとわからないこと、結果がでてこないことがあるわけです。まるで実験のようなことをやっていますが、何度も何度も試作を重ねてくれる製造部にも感謝です。
お店で接客をしていて、お客様から『友達にお土産でいただいておいしかったから買いに来たよ』と笑顔で言っていただけた時は本当に嬉しいです。
時には日本からおいしかったよとメールをくださるお客さまも。
もちろんその逆にクッキーが割れてしまっていてせっかくのお土産だったのにとがっかりさせてしまうこともあります。
ものを作るということの喜びと難しさを日々感じながら、今日も糖尿病に向かってまっしぐらなクッキー三昧の1日がスタートしました。
大量のクッキー。
今朝は20枚近く食べました。
常に新商品の開発をしているため、製造部からあがってくる試作段階のクッキーを試食するのも仕事のひとつ。
形、香り、食感、そして何よりも味。わずかな分量の違いで作ったクッキーを自分の味覚を頼りに試食します。
美味しさというのは人それぞれ好みがあるので、『この味でいく』という最終決定をするのは結構難しい。何人ものスタッフで何度も何度も試食して、評価して、再度試作して・・・という繰返しを何カ月も続けています。
おいしいお菓子を作るため。
試作品を食べて、こんな風に評価表に記入して、改良点を検討し製造部に再試作をしてもらいます。何度も何度も食べていると、結局一番最初に作ったものが一番おいしいんじゃない?なんてこともあるのですが、やはり何度も何度も微妙な配合の違いや生地をねかせる時間や焼き時間などを変えて比較してみないとわからないこと、結果がでてこないことがあるわけです。まるで実験のようなことをやっていますが、何度も何度も試作を重ねてくれる製造部にも感謝です。
お店で接客をしていて、お客様から『友達にお土産でいただいておいしかったから買いに来たよ』と笑顔で言っていただけた時は本当に嬉しいです。
時には日本からおいしかったよとメールをくださるお客さまも。
もちろんその逆にクッキーが割れてしまっていてせっかくのお土産だったのにとがっかりさせてしまうこともあります。
ものを作るということの喜びと難しさを日々感じながら、今日も糖尿病に向かってまっしぐらなクッキー三昧の1日がスタートしました。
2009年11月19日
物事の捉え方
シェムリアップは謂わずと知れた観光地。町を歩けばホテルホテルホテル・・・とこんな小さな町にいくつホテルを建てれば気が済むんだ??というくらいホテルが立ち並んでいる町。
そんな数あるホテルの中で、私のお気に入りのホテルはスタッフもみんな感じがよくて、居心地がいいのだけれど、何よりも雰囲気も最高に素晴らしく、ここに泊まりたいなぁ。。。といつも行くたびに思わせてくれる贅沢な空間。
昨夜も友人とそのホテルへお酒を飲みに。
いつもは静かな落ち着いた空間のはずのバーラウンジにカンボジアの子供たちが10人以上座っていてちょっとびっくり。
何の集まりだろうねぇと話していると、子供たちと一緒にいた欧米人の男性がマイクを握り、バーラウンジにいるお客さん達に向かって話し始めた。
彼らはシェムリアップで孤児院を運営している団体で、一緒に来ているのは孤児院の子供たち。孤児院で子供たちは英語を勉強しているので、ぜひみなさんと英語で会話をさせてくださいということでした。
彼の話が終わると、子供たちがバーにいるお客さまのところへ散らばり、英語での会話が始まりました。私たちのところにも可愛い二人が登場。12歳の女の子。

How are you?
What's your name?
恥ずかしがりながらもまだ習いたてのような英語で話しかけてくる姿がとても微笑ましく、観光で来ているお客さま達も現地の子供たちと直接会話ができてとても楽しそう。
Where are you from?と聞かれて
We are from JAPAN.と答えると、ふたりして JAPAN?と首をかしげる。
Do you know JAPAN?と聞いてみると知らないとのこと。ロンドンやニューヨークは知っているけれど日本は知らないと。
そのあと、利発そうな男の子が二人やってきたけれど、この二人も日本を知らない。
クメール語で『チョポン』だよ〜というと、あぁ、チョポンか。と納得。英語のJAPANという単語は習っていないけれど、カンボジア語でいえばわかってくれた。日本を知っていてくれてちょっと嬉しくなる。
その後、好きな花は何?とか好きな果物は?とか好きな木は?とか今日の英語のレッスンで『What do you like〜?』という文型を習ったんでしょう!と言いたくなるくらい、何が好き?攻撃が始まりました。
彼女たちの好きな花は『バラ』との答え。カンボジアではバラよりもブーゲンビリヤとか蓮とかプルメリアなどの花のほうがよっぽど身近にあると思うけれど、彼女の好きな花はバラで、好きな木は『りんごの木』。カンボジアでリンゴの木なんて見たことないよと言うと、彼女自身も見たことないとの答え(笑)。
こんな会話の中から、語学教育って面白いなぁと感じました。
私は学生時代に日本語教師の試験を受けて、23歳〜30歳まで日本とカンボジアで日本語教育に携わり、外国人の方達に日本語を教えていました。
もし、日本人が日本語を教える時には好きな花は?ということころに『桜』が必ずでてくるでしょう。それと同じく英国人に英語を習った彼女たちは好きな花に『ROSE』という言葉がでてくるのです。
JAPANという単語を彼女たちが知らないというのも、英国人に習った英語の国名の中にアメリカやイギリス、フランスやカナダはでてきても、アジアの日本という国はでてこなかったのでしょうね。もし学習者が大人であれば教えられたことだけでなく、自分の母国語で聞いたニュースや情報の中で関心のあることを英語でなんというか聞きたい、知りたいと思うでしょう。
学習者が若ければ若いほど、自己がしっかりと確立していなければしていないほど、教える人間が持っている考え方や文化習慣が学習者に反映されていくのだなぁと感じました。
そして面白かったのは、カンボジア人だったら初対面の人に必ず聞くであろう『結婚してますか?』『給料はいくら?』という質問はどの子からもでてきませんでした(笑)。そこまでの英語力がないのか、そういうことを聞くのは失礼だよと先生に言われているのかどちらかはわかりませんが。。。
言葉を習うということは文化を習うことなのだなぁと改めて実感しました。
7時30分過ぎから始まり、英会話のおしゃべりは30分ほどでしたが、彼女たちが帰ったのは9時近く。
会話が終わってテーブルに着くと、1時間以上も誰一人騒ぐこともなく、うろちょろすることもなく、果物やお茶を飲んで過ごしていました。
ホテルのバーラウンジに入ることなどなかなかないでしょうけれど、こういう場所へ来た時のマナーを身につけさせたり、ハイレベルのサービスを受けさせたりということも、経験だなぁと彼らを見ていて思いました。
外からの様々な刺激や経験を受けて人は物を考え成長するもので、同じ環境の中にいるだけでは井の中の蛙になってしまう。自分自身、何歳になっても井の中の蛙にならず、外界を貪欲的に見て回ろうとする好奇心を失わない人間でいたいと思います。
彼らは毎週水曜日の夜にこのホテルで英会話のブラッシュアップをしているそうです。
そんな数あるホテルの中で、私のお気に入りのホテルはスタッフもみんな感じがよくて、居心地がいいのだけれど、何よりも雰囲気も最高に素晴らしく、ここに泊まりたいなぁ。。。といつも行くたびに思わせてくれる贅沢な空間。
昨夜も友人とそのホテルへお酒を飲みに。
いつもは静かな落ち着いた空間のはずのバーラウンジにカンボジアの子供たちが10人以上座っていてちょっとびっくり。
何の集まりだろうねぇと話していると、子供たちと一緒にいた欧米人の男性がマイクを握り、バーラウンジにいるお客さん達に向かって話し始めた。
彼らはシェムリアップで孤児院を運営している団体で、一緒に来ているのは孤児院の子供たち。孤児院で子供たちは英語を勉強しているので、ぜひみなさんと英語で会話をさせてくださいということでした。
彼の話が終わると、子供たちがバーにいるお客さまのところへ散らばり、英語での会話が始まりました。私たちのところにも可愛い二人が登場。12歳の女の子。
How are you?
What's your name?
恥ずかしがりながらもまだ習いたてのような英語で話しかけてくる姿がとても微笑ましく、観光で来ているお客さま達も現地の子供たちと直接会話ができてとても楽しそう。
Where are you from?と聞かれて
We are from JAPAN.と答えると、ふたりして JAPAN?と首をかしげる。
Do you know JAPAN?と聞いてみると知らないとのこと。ロンドンやニューヨークは知っているけれど日本は知らないと。
そのあと、利発そうな男の子が二人やってきたけれど、この二人も日本を知らない。
クメール語で『チョポン』だよ〜というと、あぁ、チョポンか。と納得。英語のJAPANという単語は習っていないけれど、カンボジア語でいえばわかってくれた。日本を知っていてくれてちょっと嬉しくなる。
その後、好きな花は何?とか好きな果物は?とか好きな木は?とか今日の英語のレッスンで『What do you like〜?』という文型を習ったんでしょう!と言いたくなるくらい、何が好き?攻撃が始まりました。
彼女たちの好きな花は『バラ』との答え。カンボジアではバラよりもブーゲンビリヤとか蓮とかプルメリアなどの花のほうがよっぽど身近にあると思うけれど、彼女の好きな花はバラで、好きな木は『りんごの木』。カンボジアでリンゴの木なんて見たことないよと言うと、彼女自身も見たことないとの答え(笑)。
こんな会話の中から、語学教育って面白いなぁと感じました。
私は学生時代に日本語教師の試験を受けて、23歳〜30歳まで日本とカンボジアで日本語教育に携わり、外国人の方達に日本語を教えていました。
もし、日本人が日本語を教える時には好きな花は?ということころに『桜』が必ずでてくるでしょう。それと同じく英国人に英語を習った彼女たちは好きな花に『ROSE』という言葉がでてくるのです。
JAPANという単語を彼女たちが知らないというのも、英国人に習った英語の国名の中にアメリカやイギリス、フランスやカナダはでてきても、アジアの日本という国はでてこなかったのでしょうね。もし学習者が大人であれば教えられたことだけでなく、自分の母国語で聞いたニュースや情報の中で関心のあることを英語でなんというか聞きたい、知りたいと思うでしょう。
学習者が若ければ若いほど、自己がしっかりと確立していなければしていないほど、教える人間が持っている考え方や文化習慣が学習者に反映されていくのだなぁと感じました。
そして面白かったのは、カンボジア人だったら初対面の人に必ず聞くであろう『結婚してますか?』『給料はいくら?』という質問はどの子からもでてきませんでした(笑)。そこまでの英語力がないのか、そういうことを聞くのは失礼だよと先生に言われているのかどちらかはわかりませんが。。。
言葉を習うということは文化を習うことなのだなぁと改めて実感しました。
7時30分過ぎから始まり、英会話のおしゃべりは30分ほどでしたが、彼女たちが帰ったのは9時近く。
会話が終わってテーブルに着くと、1時間以上も誰一人騒ぐこともなく、うろちょろすることもなく、果物やお茶を飲んで過ごしていました。
ホテルのバーラウンジに入ることなどなかなかないでしょうけれど、こういう場所へ来た時のマナーを身につけさせたり、ハイレベルのサービスを受けさせたりということも、経験だなぁと彼らを見ていて思いました。
外からの様々な刺激や経験を受けて人は物を考え成長するもので、同じ環境の中にいるだけでは井の中の蛙になってしまう。自分自身、何歳になっても井の中の蛙にならず、外界を貪欲的に見て回ろうとする好奇心を失わない人間でいたいと思います。
彼らは毎週水曜日の夜にこのホテルで英会話のブラッシュアップをしているそうです。
2009年11月18日
ランチタイム
うちの会社はお店と工房は車で5分ほど離れた場所にあります。
お店はこんな感じです。

お店とカフェプカプカが同じ敷地内にあって、私が通常仕事をしているオフィスもお店の2階にあります。お店のほうに出勤してくるスタッフはショップスタッフ、オフィススタッフ、カフェスタッフ、ドライバー。工房で働いている女性陣、総勢44名はお店には来ずに工房へ出勤します。
朝7時からスタートする工房の作業。最近はありがたいことにクッキーの注文がたてこんでいて製造が追いつかず、工房スタッフは6時半から出勤して頑張ってくれています。本当にみんな毎日ありがとう。
そんな彼らの一番の楽しみはランチタイム!!
お昼ご飯は会社で賄いランチを用意しています。山盛りのご飯を食べた後でも女性には『別腹(べつばら)』がついているようです。これは世界共通の女性の特権?でしょうか。
普段、お昼前後に工房へ行くことはめったにないのですが、今日はちょっと所用があって11時過ぎに工房へ。庭で来客としばらく話しこんでいると、工房の門の前に人影がちらちら。スタッフの親戚か誰かが用事があってきたのかなぁと思っていたら、昼ごはんを食べ終わったスタッフたちがぞろぞろ門の外へ。
屋台の駄菓子売りのおばちゃんはスタッフのランチタイムを待ち受けてここで商売をしているのです。
屋台をのぞいて見ると・・・かき氷、マンゴー、パイナップル、スナック菓子、ソーセージなどなど、小さな屋台の中にぎっしり詰まっています。
40人もの女性がいるのですから、売上もかなりのものになるでしょう!!
(私もスタッフにソーセージを1本おごってもらいました。ごちそうさま〜)

みんなお昼を食べ終わった後にも関わらず食欲旺盛!いっぱい食べて昼寝をして(工房には昼寝部屋も完備)午後も頑張っておいしいクッキーを焼いてくださいね〜。

お店はこんな感じです。
お店とカフェプカプカが同じ敷地内にあって、私が通常仕事をしているオフィスもお店の2階にあります。お店のほうに出勤してくるスタッフはショップスタッフ、オフィススタッフ、カフェスタッフ、ドライバー。工房で働いている女性陣、総勢44名はお店には来ずに工房へ出勤します。
朝7時からスタートする工房の作業。最近はありがたいことにクッキーの注文がたてこんでいて製造が追いつかず、工房スタッフは6時半から出勤して頑張ってくれています。本当にみんな毎日ありがとう。
そんな彼らの一番の楽しみはランチタイム!!
お昼ご飯は会社で賄いランチを用意しています。山盛りのご飯を食べた後でも女性には『別腹(べつばら)』がついているようです。これは世界共通の女性の特権?でしょうか。
普段、お昼前後に工房へ行くことはめったにないのですが、今日はちょっと所用があって11時過ぎに工房へ。庭で来客としばらく話しこんでいると、工房の門の前に人影がちらちら。スタッフの親戚か誰かが用事があってきたのかなぁと思っていたら、昼ごはんを食べ終わったスタッフたちがぞろぞろ門の外へ。
屋台の駄菓子売りのおばちゃんはスタッフのランチタイムを待ち受けてここで商売をしているのです。
屋台をのぞいて見ると・・・かき氷、マンゴー、パイナップル、スナック菓子、ソーセージなどなど、小さな屋台の中にぎっしり詰まっています。
40人もの女性がいるのですから、売上もかなりのものになるでしょう!!
(私もスタッフにソーセージを1本おごってもらいました。ごちそうさま〜)
みんなお昼を食べ終わった後にも関わらず食欲旺盛!いっぱい食べて昼寝をして(工房には昼寝部屋も完備)午後も頑張っておいしいクッキーを焼いてくださいね〜。
2009年11月14日
パートナーの出現?!
我が家の箱入り娘『はな』。

婚活中のご主人さまに負けず劣らずパートナーを切望していた花ちゃん。
そこへ突然やってきたお見合い話。しかもお相手はなんと年下のイケメン『vivi』。



微妙な距離感で探り合う二人。はなのほうが乗り気の様子。ヴィヴィの後をちょこちょこくっついていってる姿がかわいい〜!!(親ばか)
花ちゃん、ご主人より先にパートナーGETか!?
初めてやってきた家だというのにすっかりくつろぎモードで昨夜はぐっすり眠ったヴィヴィちゃん。ふたりで追いかけっこをしたり、寝るまで騒いでいたふたり。ご縁は突然やってくるものですね〜。先を越されたご主人も婚活に勤しまねば・・・。
さぁ、はなの赤ちゃんが生まれるでしょうか?!乞うご期待♪
婚活中のご主人さまに負けず劣らずパートナーを切望していた花ちゃん。
そこへ突然やってきたお見合い話。しかもお相手はなんと年下のイケメン『vivi』。
微妙な距離感で探り合う二人。はなのほうが乗り気の様子。ヴィヴィの後をちょこちょこくっついていってる姿がかわいい〜!!(親ばか)
花ちゃん、ご主人より先にパートナーGETか!?
初めてやってきた家だというのにすっかりくつろぎモードで昨夜はぐっすり眠ったヴィヴィちゃん。ふたりで追いかけっこをしたり、寝るまで騒いでいたふたり。ご縁は突然やってくるものですね〜。先を越されたご主人も婚活に勤しまねば・・・。
さぁ、はなの赤ちゃんが生まれるでしょうか?!乞うご期待♪
benkei913 at 11:24|Permalink│
2009年11月13日
バナナの仕入れ
今のお店を始める頃、クッキーの原料の仕入れ先を探すために、カンボジアをいろいろ旅しました。お金はないけれど時間はたっぷりあったので、シェムリアップからスタートして本当にいろいろな地方を回ったものです。
そうやって仕入先を開拓し、今はスタッフがその仕入先とのやり取りを引き継いでやってくれていますが、新規に仕入先を探して交渉する時は自分の目で確かめに行きます。今回もバナナの仕入交渉へ行ってきました。
世界遺産登録が決まりタイとカンボジア間の領有問題で話題となったプレアヴィヘアのあるプレアヴィヘア州へ。シェムリアップからだと車で2時間ほどのところにある農園へ。だいぶ道は舗装されているけれど、やはり途中まだ赤土のでこぼこ道のところも。電気もなく、もちろん携帯電話も電波が届かない場所でしたが、私自身の中で思う『カンボジアらしいなぁ』という雰囲気が強く残っていてほっとできる場所でした。
遠くに広がる緑がバナナ農園。

農園の中に入っていくと・・・・バナナのアーチが果てしなく続く。

たわわに実るたくさんのバナナ。

仕入交渉のために農園のオーナーのおうちにお邪魔しました。


昼寝の最中にお邪魔したから寝ぼけていたわけではないと思うのですが・・・
以下、私とおじさんの仕入交渉スタート。
私;バナナの木は何本あるんですか?
オーナー:オッダン。(わからない)
私:じゃぁ、この農園の広さは?何ヘクタールありますか?
オーナー:オッダン(わからない)。ひろいよ。
私:・・・・(そんなの見れば恐ろしく広いのは私でもわかるけれど・・)
私;じゃぁ、1年とか1ヶ月とかの単位でどのくらいバナナを収穫できるの?
オーナー;オッダン(わからない)。たくさん採れるよ。
私:・・・・(そりゃぁ、たくさん採れるでしょう。これだけ広ければ)
私:じゃぁ、年間、月間でもいい、どれだけの売上があるんですか?
オーナー:オッダン(わからない)
・・・・うちの会社が今後仕入れをしていくために、どれだけ供給してもらえるかを
確認したくても一事が万事この調子。カンボジアで食品製造業をしていて一番頭が痛いのがこの問題。こちらは年間計画をだして、これだけ年間で必要だ、だから確保しておいてくれと言うと気軽にOKをだす。でも、ある日オーダーすると突然『オッ ハウイ(在庫がない)』と言い出す。ないじゃ困るでしょう〜!!!と騒いでも後の祭り。どんなに交渉をしても『だってないものはないからしょうがない』って言われればそれまで。
おじさん一家は今日採れたバナナが売れて、家族が食べていければそれで十分幸せなんだよね〜きっと。おじさん一家のやさしいあたたかい笑顔を見ているとそう思うんだけど、やはりどれだけの収穫量があるのかわからないと仕入れをお願いできない。
そしておじさん一家は全く商売っけもなく、『この先15キロくらい行くともっと大きなバナナ農園があるぞ〜』なんて親切にも教えてくれるのです。
私:じゃぁ、質問を変えるわ。1房●●リエルでしょ、1日にどれだけ売れて1か月で売れる日が何日あるの?
オーナー:だいたい1回 ●●●〜●●●リエルくらい売れる。3日に1回シェムリアップから買いに来るよ。
やっとやっとちょっと具体的な数字がでてきました。
バナナは安いから作ってもお金にならないというカンボジア人が結構いますが、おじさん曰く『バナナは全く手がかからなくて世話が必要ない』そうです。バナナ農園の一角で豆や他の果物も栽培していましたが、バナナは何もしなくても1年中お金を運んできてくれる素晴らしい果物らしいです。
最後に余談ですが・・・これは何でしょう??

一般的に『バナナの花』と言われていますが、カンボジアでは花という認識はないようです。カンボジア語で『トロヨーン・チェイク』といわれていますが、実の上部に小さなバナナがでてきているのがわかりますか?
バナナを食べるだけでなく、このトロヨーンチェイクも皮をはいだ中身をスープに入れたり、香りがいいので鶏肉などを焼くときに香味野菜として使ったりと料理に使われています。
バナナの木は一度実がなるとそれで死んでしまいますが、その横に必ず新株がでてきています。新しい生命を誕生させてから自分の生涯を閉じる。自然界の摂理というのは神秘的です。
人間は自分の意思で生命を残すか残さないかを選択することができますが、それはある意味自然の摂理に反しているのかなぁ・・・などと考えてしまいました。
枯れた太いバナナの木の横にでてきている青々したまだ細い新株の生命を目にして、文明の発達により自然界とのつながりが希薄になっていまっている人間の生き方、自分の生き方を考えさせられた1日でした。
そして何よりも生命、生きているということ、ひとつの生命がこの世に誕生したということがどれだけ重みのあることかを感じるのです。
そうやって仕入先を開拓し、今はスタッフがその仕入先とのやり取りを引き継いでやってくれていますが、新規に仕入先を探して交渉する時は自分の目で確かめに行きます。今回もバナナの仕入交渉へ行ってきました。
世界遺産登録が決まりタイとカンボジア間の領有問題で話題となったプレアヴィヘアのあるプレアヴィヘア州へ。シェムリアップからだと車で2時間ほどのところにある農園へ。だいぶ道は舗装されているけれど、やはり途中まだ赤土のでこぼこ道のところも。電気もなく、もちろん携帯電話も電波が届かない場所でしたが、私自身の中で思う『カンボジアらしいなぁ』という雰囲気が強く残っていてほっとできる場所でした。
遠くに広がる緑がバナナ農園。
農園の中に入っていくと・・・・バナナのアーチが果てしなく続く。
たわわに実るたくさんのバナナ。
仕入交渉のために農園のオーナーのおうちにお邪魔しました。
昼寝の最中にお邪魔したから寝ぼけていたわけではないと思うのですが・・・
以下、私とおじさんの仕入交渉スタート。
私;バナナの木は何本あるんですか?
オーナー:オッダン。(わからない)
私:じゃぁ、この農園の広さは?何ヘクタールありますか?
オーナー:オッダン(わからない)。ひろいよ。
私:・・・・(そんなの見れば恐ろしく広いのは私でもわかるけれど・・)
私;じゃぁ、1年とか1ヶ月とかの単位でどのくらいバナナを収穫できるの?
オーナー;オッダン(わからない)。たくさん採れるよ。
私:・・・・(そりゃぁ、たくさん採れるでしょう。これだけ広ければ)
私:じゃぁ、年間、月間でもいい、どれだけの売上があるんですか?
オーナー:オッダン(わからない)
・・・・うちの会社が今後仕入れをしていくために、どれだけ供給してもらえるかを
確認したくても一事が万事この調子。カンボジアで食品製造業をしていて一番頭が痛いのがこの問題。こちらは年間計画をだして、これだけ年間で必要だ、だから確保しておいてくれと言うと気軽にOKをだす。でも、ある日オーダーすると突然『オッ ハウイ(在庫がない)』と言い出す。ないじゃ困るでしょう〜!!!と騒いでも後の祭り。どんなに交渉をしても『だってないものはないからしょうがない』って言われればそれまで。
おじさん一家は今日採れたバナナが売れて、家族が食べていければそれで十分幸せなんだよね〜きっと。おじさん一家のやさしいあたたかい笑顔を見ているとそう思うんだけど、やはりどれだけの収穫量があるのかわからないと仕入れをお願いできない。
そしておじさん一家は全く商売っけもなく、『この先15キロくらい行くともっと大きなバナナ農園があるぞ〜』なんて親切にも教えてくれるのです。
私:じゃぁ、質問を変えるわ。1房●●リエルでしょ、1日にどれだけ売れて1か月で売れる日が何日あるの?
オーナー:だいたい1回 ●●●〜●●●リエルくらい売れる。3日に1回シェムリアップから買いに来るよ。
やっとやっとちょっと具体的な数字がでてきました。
バナナは安いから作ってもお金にならないというカンボジア人が結構いますが、おじさん曰く『バナナは全く手がかからなくて世話が必要ない』そうです。バナナ農園の一角で豆や他の果物も栽培していましたが、バナナは何もしなくても1年中お金を運んできてくれる素晴らしい果物らしいです。
最後に余談ですが・・・これは何でしょう??
一般的に『バナナの花』と言われていますが、カンボジアでは花という認識はないようです。カンボジア語で『トロヨーン・チェイク』といわれていますが、実の上部に小さなバナナがでてきているのがわかりますか?
バナナを食べるだけでなく、このトロヨーンチェイクも皮をはいだ中身をスープに入れたり、香りがいいので鶏肉などを焼くときに香味野菜として使ったりと料理に使われています。
バナナの木は一度実がなるとそれで死んでしまいますが、その横に必ず新株がでてきています。新しい生命を誕生させてから自分の生涯を閉じる。自然界の摂理というのは神秘的です。
人間は自分の意思で生命を残すか残さないかを選択することができますが、それはある意味自然の摂理に反しているのかなぁ・・・などと考えてしまいました。
枯れた太いバナナの木の横にでてきている青々したまだ細い新株の生命を目にして、文明の発達により自然界とのつながりが希薄になっていまっている人間の生き方、自分の生き方を考えさせられた1日でした。
そして何よりも生命、生きているということ、ひとつの生命がこの世に誕生したということがどれだけ重みのあることかを感じるのです。
2009年11月07日
スタッフパーティー
毎月5日はわが社の給料日なのですが、給料日は月に1度の全体ミーティングが開かれます。お店を閉めた夜7時にショップに全員が集合して今月の反省や来月に向けての目標などを各部署のリーダーが中心にミーティングが進められます。
以前は給料は現金手渡しだったのですが、毎月同じ日に70〜80名のスタッフが集合していればかなり目立つし、夜お金を持って帰宅するのは危ないので、給与は銀行振り込みになりました。給与明細だけを毎月5日に渡しています。
銀行振り込みに変更した当初は、ほとんどの銀行口座を持ったことのないスタッフたちに銀行のシステムを説明するのにオフィススタッフは苦労したようですが・・・。
今ではみんな、ATMも使いこなしているようです。
そして5日の夜は、ミーティング終了後、スタッフパーティーが開催されました!
こんなことでもなければ、夜遅くまでお酒を飲んで遊ぶなんて有り得ないカンボジア女子達。いつもは地味〜な子も、お化粧したりおしゃれをしてパーティーにやってきます。パーティーといってもローカルレストランでご飯を食べて、お酒を飲んで、歌を歌って、踊る。ただそれだけなのですが、彼らは本当に楽しんでくれるから、見ているこちらがうれしくなる。
『会社の飲み会』なんて、日本だったら『めんどくさいなぁ、うっとうしいなぁ』という雰囲気になりがちですが、こちらでは普段食べられないご馳走が食べられるし、好きなだけお酒が飲めるし、ダンスができるしで・・・みんな大騒ぎおおはしゃぎです!
まずはビールでかんぱーい!


さんざん飲んで食べて・・・飲み会でもしっかりご飯を食べるのがカンボジア流。米を食わなきゃ飯を食った気にならん!!ってな感じ。


そして飲んで食べた後にはダンシングタイム。カンボジア人は本当に踊りが大好き。みんなで輪になって踊ります。

今日のパーティーのために7ドルもかけてメイクをしてきたショップスタッフ・ピーロム。『お姉さん!私は今日は綺麗です!!』と自信を持って登場したけれど、ちょっと怖くないですか?普段のほうがかわいいと思うのですが・・・・・。恐るべしカンボジアメイク。
何はともあれ、みんながこの日を楽しみにして思いっきり飲んで騒いでくれるのが何よりうれしい。いよいよ今年もハイシーズンに突入です!景気の悪いニュースが多いですが、少しでもいい方向へ向かえるよう、今年も1年が無事終わるよう、みんなで頑張っていきましょう!!
以前は給料は現金手渡しだったのですが、毎月同じ日に70〜80名のスタッフが集合していればかなり目立つし、夜お金を持って帰宅するのは危ないので、給与は銀行振り込みになりました。給与明細だけを毎月5日に渡しています。
銀行振り込みに変更した当初は、ほとんどの銀行口座を持ったことのないスタッフたちに銀行のシステムを説明するのにオフィススタッフは苦労したようですが・・・。
今ではみんな、ATMも使いこなしているようです。
そして5日の夜は、ミーティング終了後、スタッフパーティーが開催されました!
こんなことでもなければ、夜遅くまでお酒を飲んで遊ぶなんて有り得ないカンボジア女子達。いつもは地味〜な子も、お化粧したりおしゃれをしてパーティーにやってきます。パーティーといってもローカルレストランでご飯を食べて、お酒を飲んで、歌を歌って、踊る。ただそれだけなのですが、彼らは本当に楽しんでくれるから、見ているこちらがうれしくなる。
『会社の飲み会』なんて、日本だったら『めんどくさいなぁ、うっとうしいなぁ』という雰囲気になりがちですが、こちらでは普段食べられないご馳走が食べられるし、好きなだけお酒が飲めるし、ダンスができるしで・・・みんな大騒ぎおおはしゃぎです!
まずはビールでかんぱーい!
さんざん飲んで食べて・・・飲み会でもしっかりご飯を食べるのがカンボジア流。米を食わなきゃ飯を食った気にならん!!ってな感じ。
そして飲んで食べた後にはダンシングタイム。カンボジア人は本当に踊りが大好き。みんなで輪になって踊ります。
今日のパーティーのために7ドルもかけてメイクをしてきたショップスタッフ・ピーロム。『お姉さん!私は今日は綺麗です!!』と自信を持って登場したけれど、ちょっと怖くないですか?普段のほうがかわいいと思うのですが・・・・・。恐るべしカンボジアメイク。
何はともあれ、みんながこの日を楽しみにして思いっきり飲んで騒いでくれるのが何よりうれしい。いよいよ今年もハイシーズンに突入です!景気の悪いニュースが多いですが、少しでもいい方向へ向かえるよう、今年も1年が無事終わるよう、みんなで頑張っていきましょう!!
benkei913 at 20:32|Permalink│
盆踊り大会@シェムリアップ
10月31日にシェムリアップのアンコール日本人会主催の盆踊り大会が開かれました。
のど自慢大会、盆踊り、各種屋台の出店など、にぎやかに開催されました。
わが社は昨年に引き続き『スーパーボールすくい』を出店。
子供たちに大人気でした。

わが社の宴会部長はのど自慢大会に出場!!歌で勝負ではなく、衣装で勝負でしたが、大健闘。お疲れ様でした。
素晴らしいメイクと衣装を身につけ、日本の歌だけでなくカンボジアの歌まで歌って、さらに素晴らしいMCを披露してくださって会場を盛り上げてくださったエンターテイナーも登場したり(写真を掲載していいですか??)、メコン太鼓の演奏があったりと・・盛りだくさんの楽しい夜でした。


皆様本当にお疲れ様でした。
のど自慢大会、盆踊り、各種屋台の出店など、にぎやかに開催されました。
わが社は昨年に引き続き『スーパーボールすくい』を出店。
子供たちに大人気でした。
わが社の宴会部長はのど自慢大会に出場!!歌で勝負ではなく、衣装で勝負でしたが、大健闘。お疲れ様でした。
素晴らしいメイクと衣装を身につけ、日本の歌だけでなくカンボジアの歌まで歌って、さらに素晴らしいMCを披露してくださって会場を盛り上げてくださったエンターテイナーも登場したり(写真を掲載していいですか??)、メコン太鼓の演奏があったりと・・盛りだくさんの楽しい夜でした。
皆様本当にお疲れ様でした。
2009年10月31日
2009年10月30日
水祭り休暇
年間の祝日が日本よりも10日以上多いカンボジア。
10月末は連休がいっぱい。明日31日は前国王シアヌーク国王の誕生日で祝日。
11月1日〜3日は水祭り。4日は振替休日。
5連休の始まりですが、うちは年中無休のサービス業。連休ですが仕事です。。。
水祭りといえばボートレース。
シェムリアップ市内の中心を流れるシェムリアップ川でもボートレースが開催されます。そのシェムリアップ川沿いで10月31日〜11月2日までの3日間、『TRADE FAIR』が開催され、わが社も出展します。ぜひお時間があったらのぞいてみてください!

同じく10月31日にアンコール日本人会主催の盆踊り大会も開催されます!!
日時;2009年10月31日(土)午後5時〜8時10分
場所;BOREI ANGKOR RESORT & SPA (ボレイアンコールホテル)
のど自慢大会やメコン太鼓の演奏、各種屋台もたくさん出店されます!
こちらもぜひお立ち寄りください。
(ちなみにわが社はスーパーボールすくいとアイスクリームを出店します)

10月末は連休がいっぱい。明日31日は前国王シアヌーク国王の誕生日で祝日。
11月1日〜3日は水祭り。4日は振替休日。
5連休の始まりですが、うちは年中無休のサービス業。連休ですが仕事です。。。
水祭りといえばボートレース。
シェムリアップ市内の中心を流れるシェムリアップ川でもボートレースが開催されます。そのシェムリアップ川沿いで10月31日〜11月2日までの3日間、『TRADE FAIR』が開催され、わが社も出展します。ぜひお時間があったらのぞいてみてください!
同じく10月31日にアンコール日本人会主催の盆踊り大会も開催されます!!
日時;2009年10月31日(土)午後5時〜8時10分
場所;BOREI ANGKOR RESORT & SPA (ボレイアンコールホテル)
のど自慢大会やメコン太鼓の演奏、各種屋台もたくさん出店されます!
こちらもぜひお立ち寄りください。
(ちなみにわが社はスーパーボールすくいとアイスクリームを出店します)
2009年10月29日
世界遺産委員会メンバーに
国境にある『プレアヴィヘア』遺跡の所有問題で今も決着がつかないカンボジアとタイですが、カンボジアはこの度めでたく世界遺産委員会のメンバーに選ばれたそうです。
10月23日からパリで行われていた世界遺産条約締約国総会で30カ国が12議席を争っていましたが、カンボジアはスイスに次いで2番目に選ばれたとのこと。
国内に1000以上もの遺跡を持つカンボジアが次に世界遺産登録を狙っているのが、12世紀後半にジャヤバルマン7世によって建造されたバンテァイチュマール遺跡(BANTEAY MEANCHEY州)と7世紀前半の前アンコール時代の首都に建造されたサンボープレイクッ遺跡(Kampong Thom州)。
去年、プレアヴィヘアが世界遺産に認定された時のカンボジアの人たちの喜びようは大変大きなもので、確かシェムリアップでも花火が打ちあがった記憶があります。でも喜びもつかの間、タイとの紛争に入ってしまったことは本当に悲しいことです。プレアヴィヘアが建造されたのは1000年くらいはるか昔のこと。その間ずっとカンボジアとタイの国境に存在していたわけです。陸路で何時間もかかる国境地の山頂にある遺跡ですから簡単にはいけませんが、それでも多くの観光客が訪れ多くの人を魅了していました。
それが、世界に認められた途端、国家紛争になってしまい、治安の問題から訪れる人もめっきり減ってしまいました。そこに暮らしていた住民にとって嬉しく誇らしい出来事であるはずの世界遺産登録が、逆の効果をもたらす結果になっていたらこんな悲しいことはないのではないかと思うのです。
(カンボジアとタイ国境で戦争が起きているわけでも撃ち合いが起きているわけでもありませんのでご安心ください。しかも観光客の方がいらっしゃるアンコールワットは国境から何百キロも離れた場所にあります。)
10月23日からパリで行われていた世界遺産条約締約国総会で30カ国が12議席を争っていましたが、カンボジアはスイスに次いで2番目に選ばれたとのこと。
国内に1000以上もの遺跡を持つカンボジアが次に世界遺産登録を狙っているのが、12世紀後半にジャヤバルマン7世によって建造されたバンテァイチュマール遺跡(BANTEAY MEANCHEY州)と7世紀前半の前アンコール時代の首都に建造されたサンボープレイクッ遺跡(Kampong Thom州)。
去年、プレアヴィヘアが世界遺産に認定された時のカンボジアの人たちの喜びようは大変大きなもので、確かシェムリアップでも花火が打ちあがった記憶があります。でも喜びもつかの間、タイとの紛争に入ってしまったことは本当に悲しいことです。プレアヴィヘアが建造されたのは1000年くらいはるか昔のこと。その間ずっとカンボジアとタイの国境に存在していたわけです。陸路で何時間もかかる国境地の山頂にある遺跡ですから簡単にはいけませんが、それでも多くの観光客が訪れ多くの人を魅了していました。
それが、世界に認められた途端、国家紛争になってしまい、治安の問題から訪れる人もめっきり減ってしまいました。そこに暮らしていた住民にとって嬉しく誇らしい出来事であるはずの世界遺産登録が、逆の効果をもたらす結果になっていたらこんな悲しいことはないのではないかと思うのです。
(カンボジアとタイ国境で戦争が起きているわけでも撃ち合いが起きているわけでもありませんのでご安心ください。しかも観光客の方がいらっしゃるアンコールワットは国境から何百キロも離れた場所にあります。)
benkei913 at 10:38|Permalink│
